こんにちは。
YOUWAの金本です。
前回、不動産購入の相談事2大テーマの一つで
「戸建か? マンションか?」についてお話致しました。
その時のお話はこちら
今回は、もう一つのテーマ「賃貸 or 購入」についてお話しします。
購入した方が良い理由は以下の通りです。
① 住宅ローンの金利が安い
まずは、単純に不動産屋の定番文句である
「今は金利が安いので家賃と変らずマイホームが手に入りますよ!」と言う事。
これは、事実で営業マンも本心で思っている事なので、何人の営業マンも口を揃えて同じ事を言います。
今では、住宅ローンの金利も変動金利で0.5~0.8%台で、固定金利(フラット35)でも1.2%台です。
数年前までは、変動金利でも4%前後でした。
例をもとに、どれだけお得か比較してみましょう。
【支払い例】借入額 3000万の場合 期間35年
金利 0.625% 月/79,544円 総支払額/33,408,564円(総利息は約340万円)
金利 4% 月/132,832円 総支払額/55,789,617円(総利息は約2578万円)
その差が何と⁉ 約2200万円!!
今の時代が買い時なのは明確です。
② 賃貸住宅よりも建物スペックが高い
例えば、家賃を揃えて考えた場合には購入した方が建物スペックが確実に高いです。
さいたま市を例に当てはめてみると
賃貸アパート、マンションのファミリータイプ(2LDK~3LDK)の場合
家賃が約8万~12万円程度、築年数10年~20年程度、床面積は50~70㎡くらいが相場です。
一方、その家賃を住宅ローンに換算してみると(変動金利0.625%、35年返済)
月80,000円 = 借入額 約3000万円
月120,000円 = 借入額 約4500万円
つまり、約3000万~4500万くらいの物件を購入するのと同じ金額となります。
さいたま市ですと、新築一戸建て平均相場が3200~3800万円程度ですので、今支払っている家賃と同じくらいで新築一戸建てを手に入れる事が可能です。
同程度の支払額で、今どきの最新設備が整ったハイスペックな新築に手が届くのです。
③ 資産が残る
私は、常々お客様に伝えております。
(一戸建ての場合)
「土地代は定期積立貯金と一緒です」と。
例えば新築一戸建の場合、約3000万の物件価格の内おおよそ半分くらいは土地代です。
建物は古くなり価値がなくなっていきますが、土地に関しては超バブルでも起きない限り大きな下落は起こり難いです。
そのため、ローン完済後は土地代の約1500万が資産として残ります。
単純に住宅ローンとして返済していたお金が、完済後には1500万の土地資産として手元に残るのです。
つまり、3000万で購入しても約1500万は自分のもの。残り1500万は掛け捨てと言った感じでしょうか。
一方、賃貸の場合は35年間を80,000円支払っていたとすると、
80000円 × 12か月 × 35年 = 33,600,000円
約3300万円の全てが掛け捨てです。
購入の場合は1500万円の掛け捨て、賃貸の場合は3300万円の掛け捨て。
どちらが良いのかは一目瞭然だと思います。
※わかりやすくする為に保険業界で使われる「掛け捨て」と言う言葉を使いました。
最後に
賃貸住宅は、いつ追い出されるかわかりません。
アパートが古くなり解体せざるを得なくなったり、都市計画などで立ち退きになったり、オーナーが変わり立ち退きを迫られたりと・・・
賃貸住宅はいつまでも、居住できる保証はありません。
万が一、長年住み続け高齢になったとき立ち退きになったら・・・
万が一、会社を解雇になった直後に立ち退きになったら・・・などなど
立ち退きになったら、また新たに転居しないといけません。
最近は、高齢のかた、無職のかたはお家を借りる事が出来ません。
とても厳しいです・・・
でも、自分の資産である自宅を所有していれば、住み続ける事も出来るし、万が一無収入になっても売却して現金化することも可能です。
以上の理由から、私は購入した方が良いと思っています。
住宅購入に今一つ踏ん切りがつかない方は、ぜひ参考にしてください。
皆さまの幸せなマイホーム取得を心より願っております。
結論(私の見解)を、先に行ってしまうと「購入」する事をおススメします。
その理由を考えていきましょう!