火災保険選びは単純に考えた方が良い!

こんにちは。 YOUWAの金本です。

皆さんは、住宅の火災保険をどのように選んでいますか?

火災保険に限らず、保険と言う商品はとても複雑な感じがします。

何を基準に選んで行けばよいのか迷いますよね。

補償内容? 保険料?

今日は、私が実際にお客様へ火災保険をご提案している時の内容をもとに書いてみます。

火災保険の基本

① 火災保険と言っていますが、火災のみではなく風災、水災、雹災、雪災などの自然災害、そして盗難や破損などの保険も含まれます。

② 火災保険の根本的なルールは「自分の家は自分で守る」が基本です。
そのため、基本ルールとしてはお隣さん家に火災で被害を出しても補償しません。またその逆で自分の家が隣からの被害で燃えても補償されません。 (特約を付ける事が出来ます)

③ 長期一括で保険加入した方が安いです。

④ 火災保険は「建物の保険」と「家財の保険」に分かれます。 そして「地震保険」もセットで加入します。
※地震保険は任意ですが、今の時代に地震保険に加入しないのは・・・

以上が、火災保険の基本的なしくみです。

 

火災保険選びの基準

火災保険は、様々な保険会社から様々な補償内容で様々な商品があります。

火災保険料は、建物評価額、補償内容、加入年数、家財保険金額、特約のセットで決まります。

と言うか、様々な保険会社があるのは事実ですが、実は保険商品、補償内容については正直おおきな差はないのです。

全く同じ補償内容で相見積もりを取ると、ほとんど同じ保険料になります。

つまり、どこで加入しても同じプランニングであれば、おおよそ同じ保険料になります。

では、火災保険選びはどのように考えればいいのか?

大事な3つのポイントをお伝えします。

①まずは、加入期間を決めましょう

火災保険は、最大10年まで一括で加入することが出来ます。

以前は、最長35年の一括加入が出来ましたが2015年10月に改訂され最長10年までとなりました。

その背景には、最近あまりにも自然災害が多く保険会社も長期保証が困難になってきたのが要因です。

保険料は、長期一括で加入したほうが1年単価で計算すると断然に安くなるため、35年も長い期間を安い保険料で保証するのは保険会社も困難だと判断したのでしょう。

選べる保険期間は10年、5年、1年と3パーターンありますので、私のおススメは出来るなら長期一括の方が良いと思います。

火災保険料は住宅ローンに組み込む事も可能ですので、住宅購入時に火災保険もしっかりと計算して資金計画しましょう。

②家財の保険金額を決めましょう。

家財保険と言うのは、以外にも見落としがちですが結構重要です。

火災保険には「建物の保険」と「家財の保険」があるのです。

建物の保険は、火災にあった際に建物を補償する保険。

家財の保険は、火災にあった際に建物内外の家財道具に関する保険です。

例えば火事に遭ってしまいました・・・

家が燃えました・・・ 全焼です・・・

家がありません・・・ 家の中にあった全てのものが燃えてしまいました。

そんな時⁉

建物の保険で家は復活しました。(たとえ話です)

でも、家の中のものは全くありません。

全て買い揃えないといけません。 お金ありません・・・

でも、家財保険に加入していたので家の中の物も全て復活しました!

つまり、家財保険に加入していないと生活する上で必要な衣服や家具、家電などの保険金が出ないという事になります。

建物の保険は、建物評価額により計算されますが、家財の保険は任意で金額を設定できます。

そのため、家財保険の掛け金によって保険料も変動してきます。

保険金額は基本的に50万以上から選ぶ事が出来ます。

私は、大人1人に付き保険金額100万円をご提案することが多いです。

火事で全て失っても、一人100万円の保険金がでれば生活の再スタートできるのではないかなと思いますので。

ご家族の人数によって、掛ける保険金額は様々ですが必ず加入する事をおススメします。

③地震保険は必ず加入

当然ながら地震大国である日本に住んでいる限り、加入することは必須ですね。

地盤がしっかりした場所だから大丈夫などは言ってられません。

いつどこで地震が起きてもおかしくない状況です。

もうすでに、地震保険料も値上がりしています。

保険と言うのは、万が一に備えるものですが地震についてはもう万が一ではなく千が一くらいの確立になっているのではないでしょうか・・・

必ず加入することをおススメします。

でもでも、大地震が起きないことを皆で願いましょう。

 

以上が、火災保険選びで重要な3つのポイントです。

どの保険会社で加入しても、基本プランで十分に手厚い補償が付いてます。

加入時の保険料に直結する、この3つのポイントを先ずは決める事で火災保険選びがとても楽に、簡単になります。

保険は、細かく考えると頭がこんがらがってしまい訳が分からなくなります。

火災保険選びも色々と迷う事があるかもしれませんが、3つのポイントを基準にシンプルに選んでみる事もおススメです。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉生まれ、さいたま育ちの42歳。 不動産売買仲介、注文住宅を取扱う大手不動産会社に勤め、自身の経験と知識を生かし大手不動産会社ではできない、お客様側に立ったサービスを提供したいと思い独立。不動産屋の悪い、怖いイメージを改革することを志し、皆様が安心して、より安全に、そして少しでもお得に不動産売買が出来る事を目指している不動産会社です。 社名(株)YOUWA(読み方ゆうわ)の由来は、友達の輪と言う意味を込めて 【友(ゆう)】+【輪(わ)】と名付けました。 大切な友達に変なものを紹介する人はいません。 そんな事していたら、友達なくしちゃいます。 私は、皆様と大切な友達と同じように信頼関係を築き、皆様にとって最高の不動産屋の友達になれればと思っています。 そして、より多くの方に不動産屋の友達知ってるよと紹介頂けることを目標にしております。