こんにちは。
YOUWAの金本です。
住宅を購入すると、物件お引き渡し前に現地にて売主と共に購入物件の現地立会を行います。
そこで、どのような事に注意しながら現地立会を進めていくのかお伝えしたいと思います。
現地立会とは?
お引渡し前の現地立会は買主様にとって、とても重要な作業の一つとなります。
実際に現地立会はどのような事をするのか?
- 物件の状況確認
- 設備類のチェック、確認
- 建物内のキズ、不具合のチェック
- 建物外部のチェック、境界確認
以上が、現地立会当日に行う基本的な項目になります。
売主と共に図面などを見ながら、各項目をチェックしき買主様に指摘された箇所にマスキングテープなどを貼っていき、補修や修繕箇所を明確にしていく流れになります。
現地立会での注意点
現地立会は売主主導のもと、建物の構造や設備類の説明からはじまります。
そのまま、流れに身を任せて「はい。はい。」と流れ作業のようにすすめてしまいチェックを甘くしてしまうと、お引渡し後に見つけたキズや不具合などが補修されない場合もあるので注意が必要です。
必ず、自身の目でしっかりと物件を確認し気になる所は遠慮なく売主へお伝えしましょう。
買主様が、しっかりとお伝えすることで売主にとっても、後々のクレームに発展しないで済むので遠慮せず指摘してもらう方が助かるのです。
現地立会は買主にとっても、売主にとってもお互いが納得するための重要な作業になりますので、気を引き締めて挑みましょう。
現地立会で、特に注意深く見るポイント
基本的には、図面を基に売主が主導しながら進めていくのですが、
特に注意深くチェックするところがあります。
窓、扉、建具の開閉動作の確認
窓や扉の開閉は新築の場合は特に問題ない事がほとんどですが、中古などの場合は汚れやホコリのつまり、錆などで開閉動作が悪い場合があります。
築古物件ですと、建物の歪みなどによるものもありますので、新築と言えど必ず全ての窓、扉、建具の開閉動作をチェックしましょう。
万が一開閉動作が悪くても、新築の場合は建物の歪みなどはほどんどなく、建築時の立て付けの不備などが理由のため、ちょっとした微調整で済んでしまうのでご安心ください。
クロスのつなぎ目チェック
クロスは施工する際に、クロス用糊で一定の間隔でつなぎ合わせて施工しており、施工不良の場合はつなぎ目から浮いてくることがあります。
特に、季節的な事も関連し乾燥が甘かったりすると施工直後ではわからず、日時が経ってクロスが浮いてくることもありますので注意深く見ましょう。
木部(フローリング、建具)やサッシなどのキズ、へこみ
住宅は、材料を搬入して現場で組み立てていきます。
その、搬入の際や組立時に材料同士が接触しキズがついたり、削れていたりすることがあります。
もちろん、使えないくらいのキズなどであれば施工時に交換しますが、大工さんなども見落としてしまいそのまま施工してしまう事もあります・・・
あまりにもひどい場合は交換などの大掛かりな修繕をす場合もありますが、基本的にはある程度目立たなくする補修で完了することもありますので、あとで見つけるよりは、その場で見つけて売主と相談できるように、しっかりとチェックしましょう!
現地立会には私も必ず同行いたします
当たり前ですが、現地立会は必ず一緒に立ち会います。
一緒に、立ち会う理由としては
- より多くの目があったほうが、見落としが少ない。
- 買主様が、遠慮がちな方の場合に私が代わりに指摘できる。
- 不動産のプロとしてチェックできアドバイスできる。
- 売主も買主も弊社も全員が気持ちよく取引を完了したい。
仲介会社には売主任せで立ち会わない会社もあるので注意!
必ず一緒に立ち会ってもらいましょう!
以上が、私の現地立会に必ず参加する理由です。
最後に
大きな決断のもと購入した大切なお住まい。
誰もがトラブルなく、満足いく取引がしたい。
売主も買主も、仲介した私もみな同じ思いです。
そのために、現地でお互いが自身の目で確認できる唯一の作業です。
物件申込からお引渡しまで、新築建売ですと3~4週間ととてもスピーディーな日程で進んで行きます。
購入を決めてからの流れはこちらの記事を
そんな、タイトなスケジュールのなか色々と日程調整も大変だと思いますが、お引渡し前の現地立会は、可能な限りご家族皆さんで参加することをおススメします。
1人では見えないところも、2人、3人と・・・
多くの目があった方が見えるものも大きく違ってきますよ!
詳しくは画像をクリックしてください!