こんにちは。
さいたま市大宮区の土地探し専門店
YOUWAの金本です。
今日は、土地の形状について基本的な事を書きます。
変形地
変形地は、その名の通り「土地の形が不整形な土地」の事を言います
旗の形をした旗竿地や三角形、台形などの土地などです。
土地は、やはり整形地(正方形に近い真四角な土地)が人気があります。
しかし、不整形地、変形地にもメリットはあります。
それは、整形地と比べて同じ場所にあっても価格が整形地よりも安く設定されているのです。
全く同じ場所にあるのに、おおよそ200万くらいは安いです。
また、奥に入った旗竿地はカースペースの配置が決まっていて、家を建てる有効敷地は殆どが整形地のため間取りプランが作りやすい事もあります。
逆に整形地の場合は、カースペースを取ると家の形がL型になったり、狭い整形地ですとビルトイン車庫になったりします。
もちろん整形地が人気ありますが、考え方や発想の転換で変形地でも上手に活用できますので、土地探しの際はぜひ一度お考えくださいね。
傾斜地
傾斜地は、よく言えば高台で見晴らしがいい。
悪く言えば、地盤が不安で建築費が高く色々と設計するうえで規制がある。
高台で高級なイメージもありますが、実は傾斜地はクリアしないといけない事が多くあります。
やはり、傾斜があるため家を建てるのに平らにする必要があります。
平らにするのは、分譲してる会社が全て完了している事もあれば、個人が造成工事を建築時にする場合があります。
もちろん前者の場合は販売価格に入っているため気になりませんが、個人の方が購入した土地の場合は傾斜の度合いや建築面積との兼ね合いがあり平坦な土地に建てる場合より、造成工事、付帯工事が割高になります。
また、傾斜が強い場所などでは土砂災害なども関連してくるため、厳しい法律に縛られています。
傾斜地は、売る時も買う時も価格が低い場合が多いです。
(※地域によっては逆に高台で高級住宅街として有名なところもあります)
狭小地
狭小地は、都内などに多いですね。
地価が高いので、一般の方が購入しようとする相場だと自然と狭くなってしまいます・・・
狭小地に関しては、基本的に3階建て以上になるのではないでしょうか。
また、面積が狭いため土地価格が安いのがメリット。
比較的に便利な立地の所が多いので生活面では良い環境の所が多いです。
あえて、立地の悪い狭小地を買う人はいませんからね。
狭小地に家を建てる場合は、3階建てや地下付きにして床面積を広げるなどの工夫が必要です。
建築会社選びも狭小地を得意とする会社を探しましょう。
古屋付き土地
古屋付きの土地は、土地探しとしては普通に視野に入ってきます。
更地にするので、建物の有無は関係ありません。
しかし、解体工事が必要となるので購入する際に取引の条件になる事がほとんどです。
売主負担なのか買主負担なのか・・・
私もお客様に土地を案内する時は、古屋付きの土地も関係なくご案内します。
不動産営業マンの中には、見た目に拘り綺麗な開発分譲地などを多く紹介する傾向にありますが、古屋付きも解体すれば見た目が変わりますのでご心配なく!
何が大切かと言うと、その場所が住み心地が良いのかどうか、周辺に問題はないか、地盤は良いのか、水害などないのかの長く安心して居住するための情報のほうが大事だと思います。
古屋付きでも魅力たっぷりの土地たくさんあります!
まとめ
その他にも、借地権付きの土地や道路付けに難がある土地など細かい事は多いですが、上記の事を基本に据えて土地探しすれば問題ありません。
土地がないと建物は建てられません。
土地の形状によっては、建物は大きく影響を受けます。
土地探しは、色んな視点から見ていくことが重要になってきますので、しっかりと専門家に相談して最高の土地に出会いましょう。
土地の形状をしっかり覚えて、土地探しに役立てましょう!